- サイトの担当者次第で成果は劇的に変わる(1)
- ウェブ戦略のポイント 魅力的なサイト作り サイト運営のポイント 2008年10月02日更新
ウェブサイトでの成功を期待しても、一日にして劇的な成果は得られない-。
ネットが強力なマーケティングツールであることに間違いありませんが、当初はダイヤモンドの原石にしか過ぎません。
磨けばモノになる。
そう信じて磨き続けることが、急がば回れの成功法です。
また、原石自身と同じくらい重要なのが、磨き手、つまりサイト担当者の能力です。
磨く人の「磨く姿勢」「磨き方」いかんで、成果は劇的に変わります。
以下に、成果の出るサイトを運営している担当者の傾向をまとめてみました。
成功するサイト担当者の思考要素
■本気か
目標を絶対に成し遂げるという勇気、執念深さ、ポジティブ思考
■複数の視点を持ち、的確に把握、かつ合理的判断ができるか
ユーザ視点、競合視点、自社視点~経営視点、短期~中長期視点など
■空気・ニュアンスを感じ取れるか
ネットは対面に比べ情報が少なく偏っている。その中で真意や本質を瞬時に見極める
■勤勉家であるか
継続は力。失敗9、成功1であってもコツコツ積み上げる粘り、かつ苦手であっても取り組む姿勢
■スピーディな行動力があるか
言われる前にやる、望まれる前にやる、その決断の速さと行動の速さ
■好きであるか
商品やネットビジネス、自らの仕事が好きな人は自然に行動でき、理屈抜きに成果がでやすい
■将来イメージは沸くか
目の前のことだけではなく、将来へのシナリオがあると戦略的に攻めることができる
■技術力は必要?
日進月歩の技術を追求する必要は無い(簡単な更新作業はできたほうがベター)
なお、やりたいと思ったことが技術的に実現できるのか、感覚的にわかっていると楽ではある
ネット担当者に求められているのは人間力
つまり、上記リストを要約すると「人間力が高い担当者であれば成果は非常に出やすい」といえます。
リストを全て満たす必要はありませんが、そのような人間力のある人であれば、具体的なウェブマーケティング手法も、多少時間をかければ習得する可能性は高いですし、当然成果に直結する可能性が日を追うごとに高まっていくことでしょう。
しかし、この人間力とはやっかいなもので、1人間が本を開いて勉強すればマスターできるものではありません。極端な言い方でいえば、幼少時代から現在に至るまで作ってきた人格形成そのものを変革するくらいの挑戦に近いのかも知れません。
いずれにしても、最初から何もかもできる人はいませんし、日々感じ、日々経験を積み重ねることで、大なり小なり、自然と人間力も磨かれるとは思います。
現実問題
ただ、これらを読んで次のように感じた方も多いのではないでしょうか。
「それは理想論であって、全てを満たすことなんて不可能だよ」と。
そう思われても不思議ではありませんし、当然のごとく、総合的に優れた人間力を持った人は、世の中そうはいません。
あえていえば、会社を代表する社長自身が最もサイト担当者に適しているのかもしれません。
後日、別の記事で社長が担当者になったほうが良いケースを書きたいと思いますが、ネットで自ら頑張ってきた経営者は、「もし自分が倒れたらどうなるんだろう・・・」というとてつもない将来不安も抱えています。
要は表向きは会社であっても、実際は個人商店状態になっているケースがとても多いのです。
無いものねだりをしても始まらない
これまで、人間力に触れてきましたが、これは、ひとりの人間で実現する、という前提ではなく、複数の人が力を合わせ、ひとつのウェブサイト構築に挑む前提です。
つまりサイト担当者にほぼ全てを任せるというわけではなく、チームとして挑むというわけです。
会社とは、言い換えると組織ですよね。
組織は互いに活用して活用されて初めて相乗的に生きるもの。
もし、「ウェブサイトが今後当社の業績を大きく左右する可能性がある」くらいに捉えているのであれば、組織を最大限活用すべきです。
パソコンがちょっとできるからといって、お客様の気持ちや営業の現場を肌で知らない社員に、大半を任せて良いのでしょうか?
複数のスタッフがウェブサイト構築で役割と責任を持ち、各分野で能力を最大限発揮し、それらを結集していくことでひとつの人間力が生まれ、サイトを力強く牽引していきます。
先ほど、社長自らサイトを運営した際の問題点で触れましたが、複数の人が協力し、サイトを盛り上げていくということは、目の前の成果だけではなく、後継ぎを作るための仕組みにもなるともいえますね。
なお、これらは決して大げさなことではありません。
実際にそのような意識で取り組んでいただいているクライアントも珍しくありません。
そのような企業がライバルとして存在する、または今後台頭してくると思われて間違いありません。
今日はここまで。
次回以降、
①企業の現実
②どのようなチーム作りが有効なのか
③弊害への対処法
について触れたいと思います。




